令和元年7月6日(土)、本支援団は「8年目の福島を考える」ー原発事故避難者の現状を南相馬市小高区から見るーと題する講演・研修会を群馬司法書士会で行いました。
第1部、原発事故とは何であったかを振り返りながら、被災者の住居形態の推移を説明し、被災当初に家族が2つ、3つと分断され、その状態が8年経った今でも多く続いているとの指摘がなされました。
第2部 第1部の家族の分断を起点に地域社会の何が失われたのかを「事故前と後で生活環境はどうかわったのか」の図と被災地等のスライド写真をつかい個別具体的な説明がされました。
第3部 原発事故による損害賠償請求で何が争われているかを埼玉訴訟の題材に現状説明がされました。説明の中では、訴訟の中で重要と思われる事実や証拠が出されているが、これについてマスコミの報道はほとんどないとの指摘がなされました。
第4部 ビデオをみながら、南相馬市小高区の現状を説明し、被災地の現場で起きている問題点が指摘されました。
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